『スペクトル』から『SPECTOL』へ
『SPECTOL』シリーズの
新色「ブルー」が10月末に発売
VICTASは表ソフトでもカラーラバーを推奨していく

VICTASは表ソフトでもカラーラバーを推奨していく

 表ソフトラバーの代名詞と言われ、世界チャンピオンや全日本チャンピオンに愛用された『スペクトル』がTSPから発売されたのは1972年。当時、TSPには粒が太く、低く、回転重視の円柱粒『ファイナル』と、台形粒にして安定性を引き出してスマッシュを打ちやすくした『スピンエース』という2種類の表ソフトがあり、『スペクトル』はその2枚の良い部分を備えて開発された表ソフトだった。
 『スペクトル』が一躍注目されるようになったのは、1977年世界選手権バーミンガム大会の男子シングルスで優勝した河野満の存在が大きい。ペン表ソフト速攻型で、両ハンドスマッシュで世界を制した河野が使用していたラバーが話題になり、それが『スペクトル』だと知られると「世界チャンピオンラバー」として一気に火がついた。
 その『スペクトル』は、ブランド統合によりVICTASのラバーとして引き継がれ、『SPECTOL』シリーズとして発売されている。

1977年世界選手権バーミンガム大会の男子シングルスで優勝した河野満

1977年世界選手権バーミンガム大会の男子シングルスで優勝した河野満

 代表作の『スペクトル』は『SPECTOL S1』という名で発売。スピードと変化のバランスに優れ、ペン、シェークを問わず愛用者が多いベストセラー。その『SPECTOL S1』をベースにしながら、より反発力を高めたのが『SPECTOL S2』。そして、反発力を維持したまま表ソフト特有のナックルを出しやすくした『SPECTOL S3』と、現代卓球にマッチした表ソフトを揃えている。
 この3つの表ソフトラバーに新色のブルーが登場。国内ブランドとしていち早く裏ソフトのカラーラバーを発売したVICTASは、表ソフトでもカラーラバーを推進していく。

SPECTOL S1

SPECTOL S1(スペクトル S1)
4,400円(税込)
スピード系高弾性表ソフト
Thickness:MAX / 2.0 / 1.6 / 1.3
Color:RED / BLACK / BLUE
Hardness:35.0±3
Made in Japan

SPECTOL S2

SPECTOL S2(スペクトル S2)
5,170円(税込)
スピード系テンション表ソフト
Thickness:MAX / 2.0 / 1.6
Color:RED / BLACK / BLUE
Hardness:37.5±3
Made in Japan

SPECTOL S3

SPECTOL S3(スペクトル S3)
5,170円(税込)
スピード系テンション表ソフト
Thickness:MAX / 2.0 / 1.6
Color:RED / BLACK / BLUE
Hardness:37.5±3
Made in Japan