WTTフィーダー でドゥダが快進撃!
日本選手4連破で男子シングルス頂点に輝く

安定性の高いフォアドライブで得点を重ねたドゥダ

ギオニスとの激闘制し、キャリア2度目の国際大会V

12月12~17日にかけて、イタリアで開催されたWTTフィーダー ビエッラ。男子シングルスでVICTASアドバイザリースタッフのドゥダ(ドイツ)が日本選手に立て続けに勝利し、決勝では43歳の大ベテラン・ギオニス(ギリシャ)との激闘を制して見事頂点に輝いた。

中陣から放つ威力あるドライブが魅力のドゥダ。初戦では22年世界選手権代表の横谷晟(愛知工業大)を隙のないプレーで3-0で下すと、2回戦ではアラミヤン兄弟の弟・Ni.アラミヤン(イラン)にゲームカウント0-2から大逆転勝利。そして3回戦で及川瑞基(木下グループ)、準々決勝で篠塚大登(愛知工業大)、準決勝では吉山僚一(日本大)と、日本選手4連破で決勝へと勝ち進んだ。

決勝ではギリシャのギオニスと対戦。国際大会の舞台では過去に3度対戦し、1勝2敗。ギオニスのカットと攻撃、プッシュを織り交ぜた多彩なプレーに苦戦し、今回も最終ゲームにもつれる大接戦に。

ゲームカウント2-2で迎えた5ゲーム目、序盤からフォアドライブが冴え渡り、ギオニスを前後左右に散らして8-1と大量リード。そこから2点を落とすも、最後まで集中力を切らさず、ギオニスのカットと攻撃に落ち着いて対応し、11-3で勝利。我慢強く戦ったドゥダが、WTTフィーダーシリーズで見事2度目の栄冠を手にした。

優勝を決め、両手を挙げて力強くガッツポーズするドゥダ。喜びを噛み締めた

VICTASアドバイザリースタッフ ドゥダ選手の使用用具

ベネティクト・デューダ AFC
木材5枚+アラミドカーボン2枚+フリースカーボン2枚
¥26,400円(税込)

https://www.victas.com/ja_jp/products/blade/shakehand_racket/offensive/benediktduda-afc

V>22 Double Extra
テンション系裏ソフト
¥8,250(税込)

https://www.victas.com/ja_jp/products/rubber/pinplesin/tension/v22-doubleextra

●ベネティクト・ドゥダ
1994年4月4日生まれ、ドイツ出身。2012年世界ジュニアで男子シングルス・ダブルスでベスト8に入り頭角を現す。左腕プレーヤーでダブルスでの活躍が著しく、15年のドイツ選手権男子ダブルス優勝、19年ジャパンオープン男子ダブルス準優勝、20年ハンガリーオープン男子ダブルス優勝。22年世界選手権成都大会(団体戦)では準決勝の韓国戦で2得点を挙げる活躍を見せ、チームの準優勝に貢献。シングルスではWTTフィーダーで2度の優勝。左シェーク裏裏ドライブ型。世界ランキング43位(12月21日現在)