8月末に新シーズンが開幕したドイツ・ブンデスリーガ。ビッグネームの参戦もあり、今シーズンも白熱した戦いに注目が集まっている。
VICTASアドバイザリースタッフのベネディクト・デューダ(ドイツ)が所属するベルクノイシュタッドは、開幕戦でザールブリュッケンと対戦。デューダは2番で若手のE.イオネスク(ルーマニア)に勝利すると、4番では今季からブンデスリーガに参戦したパリ五輪王者・樊振東(中国)にも3-1で打ち勝って2得点。五輪王者が加わり、優勝候補に挙げられているザールブリュッケンを撃破し、開幕戦を白星で飾った。
デューダは続く第2節のオクセンハウゼン戦でも2勝をあげる活躍でチームの勝利に貢献。デューダは開幕から負けなしの4連勝で、ベルクノイシュタッドも上位候補の2チームを破って2連勝と幸先の良いスタートを切っている。
昨シーズンは8位、一昨シーズンは7位と、上位4チームに出場権が与えられるプレーオフにはなかなか手が届かないでいるベルクノイシュタッド。プレーオフ進出へ向けて、大黒柱・デューダの活躍は欠かせない。
[ドイツ・ブンデスリーガ]
●第1節
ベルクノイシュタッド 3-1 ザールブリュッケン
デューダ -9、8、4、12 E.イオネスク(ルーマニア)
デューダ 9、-4、5、3 樊振東(中国)
●第2節
ベルクノイシュタッド 3-1 オクセンハウゼン
デューダ -7、7、3、11 レベンコ(オーストリア)
デューダ 6、6、-10、2 チリタ(ルーマニア)

また、デューダは8月14~24日に開催されたヨーロッパスマッシュでも世界選手権準優勝のカルデラノ(ブラジル)を破るなどしてベスト4に進出。8月26日発表の世界ランキングでは自己最高位を更新する8位へと順位を上げた。
[ヨーロッパスマッシュ]
●1回戦
デューダ 5、8、9 サレーン(オーストラリア)
●2回戦
デューダ 6、12、-7、-9、7 プツァル(クロアチア)
●3回戦
デューダ 9、5、2 田中佑汰
●準々決勝
デューダ 6、11、10、7 カルデラノ(ブラジル)
●準決勝
デューダ -7、-9、-7、-8 モーレゴード(スウェーデン)
【ベネディクト・デューダ 使用用具】
〈ベネディクト・デューダ AFC〉

●¥26,400(税込)
●攻撃用シェークハンド
●木材5枚+アラミドカーボン2枚(インナー)+フリースカーボン(アウター)
●グリップ:FL/ST
●板厚:5.5㎜
●ブレードサイズ:157×150㎜
●平均重量:91g
〈V>15 スティッキー〉

●¥7,480(税込)
●微粘着ハイエナジーテンション裏ソフト
●スポンジ硬度:52.5度
●厚さ:MAX/2.0㎜
●カラー:レッド/ブラック
※フォア面に使用
〈V>22 ダブルエキストラ〉

●¥8,250(税込)
●ハイエナジーテンション裏ソフト
●スポンジ硬度:50.0度
●厚さ:MAX/2.0㎜
●カラー:レッド/ブラック/ブルー
※バック面に使用
[ベネディクト・デューダ]
1994年4月4日生まれ、ドイツ・グンマースバッハ出身。元プロ選手の父親の影響で10歳から卓球を始め、現在までドイツ・ブンデスリーガのベルクノイシュタッドでプレー。2022年世界選手権・団体戦ではチームの主軸として銀メダル獲得に貢献。2024年ヨーロッパ選手権男子シングルスでは準優勝。ドイツ選手権男子ダブルスではチウ・ダンとのペアで史上初の5連覇も達成した。

写真:WTT