4月23~26日に山梨・小瀬スポーツ公園体育館で開催された「シチズンカップ 第34回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント」。この大会の女子シングルスでVICTASアドバイザリースタッフの出澤杏佳(レゾナック)が頂点に立った。
●準々決勝
出澤杏佳 3、-7、-7、6、7 岩越帆香(エクセディ)
●準決勝
出澤杏佳 -7、3、9、4 白山亜美(サンリツ)
●決勝
出澤杏佳 7、6、-9、8 枝廣瞳(中国電力ライシス)

この春に専修大を卒業し、レゾナックへ入社した出澤。ビッグトーナメントが日本リーグ主催大会デビュー戦となったが、元全日本社会人女王の三村優果(サンリツ)ら実力者を破って決勝へ進出。決勝では2年ぶりの優勝を狙った枝廣を変化攻守で前後左右に揺さぶって3-1で勝利して優勝を決めた。
出澤は出雲美空(レゾナック)とのペアで出場した女子ダブルスでも頂点に立ち、ルーキーで二冠を達成。その実力をアピールした。

【出澤杏佳・使用用具】
〈VO>102〉

●¥5,500(税込)
●ハイエナジーテンション表ソフト
●厚さ:MAX/2.0㎜/1.8㎜
●カラー:レッド/ブラック/ブルー
〈カール P5V〉

●¥4,180(税込)
●変化系粒高
●厚さ:1.5㎜/1.0㎜/0.5㎜/OX
●カラー:レッド/ブラック
[出澤杏佳/いでさわ・きょうか]
2002年6月28日生まれ、茨城県出身。大成女子高時代の2019年に全日本ジュニアで優勝。専修大に進学後は全日本大学総合選手権(個人の部)女子シングルスで4年連続で決勝へ進み、大学3・4年時に2連覇を達成。2023年にワールド・ユニバーシティ・ゲームスで女子シングルス準優勝、2024年にWTTフィーダー ビラ・ノバ・デ・ガイア女子シングルス優勝など、国際大会でも活躍を見せる。4月からレゾナックに加入し、日本リーグ選手権・ビッグトーナメントで単複二冠に輝いた。

また、この大会の男子シングルスではVICTASアドバイザリースタッフの吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)がベスト8に進出。準々決勝でも松平賢二(協和キリン)と激戦を繰り広げ、準決勝進出まであとわずかだった。

【吉村和弘・使用用具】
〈カルテット AFC〉

●¥19,800(税込)
●木材5枚+ARカーボン2枚+フリースカーボン2枚
●グリップ:FL/ST/中国式ペン
●板厚:5.5㎜
●平均重量:91g(シェーク)/86g(中国式ペン)
〈V>15 スティッキー〉

●¥7,480(税込)
●微粘着ハイエナジーテンション裏ソフト
●厚さ:MAX/2.0㎜
●カラー:レッド/ブラック