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ベネディクト・デューダ、
いぶし銀の活躍を支える
『V>15 スティッキー』。
福岡でも光を放つ
2024年11月22日
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今までくすぶっていたわけではない。ドイツ国内でも常に上位にランクされ、ブンデスリーガでも活躍していたのはベネディクト・デューダ(卓球王国ではドゥダと表記)。しかし、ティモ・ボル、オフチャロフ、フランチスカという10代からドイツ代表として活躍していた選手とは違う。
個人戦での華々しい成績もなかった。ところが、2024年の世界選手権ではドイツ代表として団体戦に出場。そして、今年2024年10月のヨーロッパ選手権ではF.ルブラン、オフチャロフを破り、決勝に進出した。30歳にしてキャリアハイの成績をあげている。世界ランキングも18位まで上げている。
そして、福岡でのWTTファイナルズでも1回戦で五輪メダリストのF.ルブランをヨーロッパ選手権に続いて破った。
今までプロ選手としてコツコツと努力してきたデューダ。そんな選手が30歳にして光り輝いている。ラケットは彼自身の名前を冠している『ベネディクト・デューダ AFC』、フォア面には『V>15 スティッキー』、バック面には『V>22 ダブルエキストラ』。
特にヨーロッパ選手権前から使い始めた『V>15 スティッキー』はデューダのフォアハンドの安定性と、回転力を引き出している。
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「すごくハッピーだよ。フェリックスは若くて強い相手で、その選手に2回連続で勝つことができたんだから、タフな試合だったけどすごく嬉しい。内容的には前回の試合と共通する部分が多かった。
なにか新しいことをぼくがしたわけではない。彼は速いボールにはとても強いので、ゆるいドライブを混ぜたり、単調にならないように気をつけた」
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【ベネディクト・デューダ使用用具】
VICTASアドバイザリースタッフ
Benedikt Duda(ベネディクト・デューダ)