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速報!全日本社会人、[V>22]で
ワンツーフィニッシュ!
「おかえりケンジ、みんなキミを待っていたよ」
2023年10月31日
社会人チャンピオン・松平賢二「緊張した場面で自分の思うようなプレーができたのはラバーのおかげ」
かつて日本のトップクラスにいた。日本代表として団体のメダルも獲得した松平賢二(協和キリン)が、10月29日に大会を終えた全日本社会人選手権大会で見事に優勝した。それは衝撃的な復活劇でもあった。松平賢二対丹羽孝希の決勝。VICTASの[V>22]使用者によるワンツーフィニッシュで大会は幕を閉じた。
ケンジこと、松平賢二は、「常に全力プレー」がトレードマークだった。ところが、全力で打ちまくるスタイルであれば、年齢を重ねると苦戦を強いられるのは避けられない。
迎えた全日本社会人選手権大会。卓球界の猛者が集う大会で、「全力プレー」の松平賢二は「剛」のプレーの中に、少しばかり「柔」のプレーを挟み込んだ。
9年ぶりの優勝を果たした松平賢二は自分のプレーを冷静に振り返った。
「ぼくはいつもぶっ放すタイプでボールが直線的に行くので、ネットミスもあるし、オーバーミスもある。緊張すればするほどスピードボールを打つことが多い。ところが、今回は我慢しながら、球持ちを少し長くしつつ、いやらしいボールを出そうと意識して、競った場面でもそれができていました。下回転のボールに対してはループドライブもできるし、速いドライブもできるんですが、ドライブの打ち合いになった時に、少し『ため』を作ってボールを打つとか、あえて飛ばさないドライブを打ったりとか、緊張した場面でもそれをコントロールできた。それはぼくの腕だけではなく、[V>22](V>22 Double Extra)のトップシートとスポンジが非常にマッチしていた感覚なんですよ」
準々決勝では笠原弘光(Handy)、0‐2の3ゲーム目、4‐10から8本連取し、この試合は見事な逆転劇で閉めた。
準決勝の小野寺翔平(リコー)戦でも2‐2の5ゲーム目、0‐4からの逆転だったし、決勝の丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)戦でも1‐2とゲームをリードされてからの逆転だ。「イケイケ」の「松平賢二卓球」は年齢とともに我慢のメンタルと、柔軟性を加えていた。
「今回は競り合いが多くて、そういう厳しい状況の中で振り切った時に自分の思うようなボールが行ってくれたのが大きいですね」(松平)。
相手の回転を残しながら返すブロックで変化をつけつつ、相手が打ちあぐむと一発の強打を見せた松平賢二。V>22とともに新境地を見せた
1gの重さと1度の硬さにこだわってきた男のラバーへの信頼。
「おかえりケンジ、みんなキミを待っていたよ」
もちろん松平賢二が[V>22]にプレーを合わせたわけではない。松平が年令を重ねながら求めていった卓球に[V>22]が見事にマッチングしたのだ。
「今回は試合での自分自身の進化を感じました。たとえば無理に打ちに行くのではなく、前で相手の回転を残しながら合わせていく技術です。変化が残って返っていくために、効果的で、自分のサービスやレシーブにも余裕が生まれました。今までのぼくにはない技術で、これはラバーへの100%の信頼がないとできない技です。これを試合中にできたことがかなりの収穫でしたね。
練習でもやっているんですけど、試合になると打ちに行ってしまう。それでバックハンドの距離感もおかしくなって、無理にフォアで回り込んでミスをして負けるというのがぼくの定番なんですが、今回は我慢してプレーできた。ラバーにも助けられたのが大きい。
これ、契約スポンサーのために語っているんじゃなくて、ホントなんですよ」
松平賢二にとって小さい頃から大好きだった卓球。強くなることだけを考えて、コツコツ努力を重ねてきた。もがき苦しみながらボールを打つこともあり、以前のような楽しさを見出すことが難しい時期もあっただろう。
優勝した直後から彼のもとには100通を越すLINEメッセージが届いた。SNS上でも、多くのファンの方から祝福のメッセージが来て、本人が一番驚いた。彼らは卓球が大好きで、人一倍汗を流すケンジを知っている。
1gの重さと1度の硬さにこだわってきた男は、パートナーと言うべき[V>22 Double Extra]を最後まで信頼し続け、全日本タイトルを手にした。
「おかえりケンジ、みんなキミを待っていたよ」。
ただ強く打つだけでなく、相手の回転を残して返したり、タイミングをずらしたり、コースを突くなど、卓球人生のすべての経験が今のプレーに生きている
松平賢二チャンピオンラバー
[V>22 Double Extra]
https://www.victas.com/ja_jp/products/rubber/pinplesin/tension/v22-doubleextra