VICTAS JOURNAL
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田㔟邦史監督が第1ステージを総括「みんな本当に調子が良い」
大会5日目の2月20日、11時過ぎに会場に入り、軽めの調整練習を行った日本男子チーム。練習前には、ミックスゾーンで取材に応じた。4日間の試合の疲れはあるものの、ポイントゲッターの戸上隼輔が不在というアクシデントを乗り越え、確かな手応えをつかんだ第1ステージでの戦い。選手たちの表情からも充実感がにじみ出ている。
日本男子チームの田㔟邦史監督は決勝トーナメントに向け、「どこが相手だろうと、とにかく良い準備をして、1戦1戦日本男子らしく一丸となって戦っていくだけ。まずはひとつの大きな目標である、自力でベスト8に入って、五輪団体出場権を取りたいと思います」と語った。
「今大会は良いスタートを切ることができたし、みんな本当に調子は良いなと改めて感じています。あとはちょっと気温差があって、雨が降って寒くなったりしたので、体調管理だけがちょっと心配ですね。それさえうまくいけば、みんな調子が良いのですごく楽しみです。
戸上が試合に出られなくても、それをカバーできる選手たちが出てきた。選手層がちょっと厚くなってきた。選手たちには『これはアピールの場だよ』と言いましたけど、そのとおりに頑張ってくれているのは心強いですね」(田㔟監督)
男子の決勝トーナメントのドロー(組み合わせ抽選)は、今日20日の20時から行われる男子の第1ステージ最終戦が終わってから行われるため、深夜になる見込み。明日21日の朝10時から男女の決勝トーナメント1回戦が行われ、夜に行われる同2回戦が運命のベスト8決定戦となる。「この勢いのまま決勝トーナメントに臨み、1戦1戦を戦っていきたい」と語る田㔟監督。まずは今夜のドローに注目だ。