VICTAS JOURNAL

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女子ダブルスは木原美悠／長崎美柚が初V、木原は今大会2冠！

●女子ダブルス決勝
木原美悠／長崎美柚（木下グループ）　9、ｰ9、9、ｰ4、8　佐藤瞳／橋本帆乃香（ミキハウス）

女子ダブルス優勝は木原美悠／長崎美柚の「Wみゆう」ペア、悲願の初優勝！
木原は篠塚大登と組んだ混合ダブルスに続き、今大会でダブルス2冠を達成！！

2ゲーム目、カットの佐藤／橋本ペアが「守っていては勝てない」とカットからの反撃を仕掛けて5点連取で逆転すれば、木原／長崎も負けじと3ゲーム目は5ｰ8からの5点連取で10ｰ8とし、11ｰ9で奪取する。試合を通じて、一方的な展開になったのは佐藤／橋本が中盤で突き放した4ゲーム目だけで、その他のゲームはすべてスコアの離れないシーソーゲームだった。

最終ゲームは木原／長崎が4ｰ1でリードするが、橋本／佐藤が5ｰ4と逆転し、そのまま8ｰ6までリードを保つ。しかし、そこから木原／長崎は覚悟を決めてフォア強打を振り抜き、8ｰ8、10ｰ8と逆転。最後の一本は、木原の表ソフトのバックハンドに対して橋本のバックカットがオーバーした。全身の力が抜けたように、その場にしゃがみ込み、涙と笑顔の抱擁を交わした木原／長崎ペア。全日本の大舞台でついに頂点に立った！

会場での優勝インタビューで「今まで本当に全日本で早く負けてしまっていて、苦しい苦しい「Wみゆう」のダブルスだったんですけど、今回は最後まで粘って粘ってという戦いをして、成長した部分が大きいんじゃないかと思います」と語った木原。今後はどういう選手になりたいか、インタビュアーに尋ねられ、「もちろん強い選手、無敵状態を目指したいです」と笑顔で語った木原。今大会での2冠は、さらなる成長へのターニングポイントになるだろう。