VICTAS JOURNAL
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篠塚大登/木原美悠、混合ダブルス初優勝。ともに全日本の一般種目で初のタイトル!
●混合ダブルス決勝
篠塚大登/木原美悠(愛知工業大/木下グループ) 12、ー6、9、10 谷垣佑真/岡田琴菜(愛知工業大)
混合ダブルス決勝、篠塚大登/木原美悠が3ー1で谷垣佑真/岡田琴菜を破り、初優勝!
ともに全日本の一般種目で初のタイトル獲得となった!
1ゲーム目からジュースにもつれたこの試合。篠塚と谷垣は愛工大名電中時代から同級でチームメイトということもあり、互いのクセや球質は知り尽くしている。谷垣の強烈なチキータ、一撃必殺のカウンターに苦しめられた篠塚/木原だが、篠塚が途中からフォアの緩急をうまく使って相手のミスを誘い、木原はフォアサイドを切る厳しいボールにも必死で飛びつき、篠塚につないだ。
篠塚/木原がゲームカウント2ー1とリードした4ゲーム目、中盤で離した篠塚/木原が10ー5と一気にチャンピオンシップポイント。ここから10ー10まで追いつかれ、木原は会場での優勝インタビューで「心臓バックバクで、やばいやばいと思った」と振り返ったが、最後は木原の攻撃が谷垣のカウンターのミスを誘い、決着!
篠塚と木原は、ともに全日本一般で初のタイトル獲得となった。おめでとう!
★混合複・篠塚大登/木原美悠の優勝インタビュー
木原:本当に、自分でも今感動しています。でもこの後、女子ダブルス決勝があるので気持ちを引き締めて、優勝を目指したいです。(最終ゲーム10ー5から5本連取されて追いつかれましたが?)もう心臓バックバクで、自分が簡単なミスをし始めたので「やばい、やばい」と思ったんですけど、篠塚選手が良いところで決めてくれました。
篠塚:木原選手と組めてずっと心強かったですし、最後の一本も決めてくださったので。2ゲーム目に自分が攻めてミスをしてしまっていて、ベンチの中澤さんに「フォアを狙ったほうがいい」とアドバイスをいただいて、フォア側にゆるいボールを送っていったのが良かった。谷垣とは何回もやっていますけど、本当に厄介だなと思います(笑)。
木原:ペアを組んで3年目で、全日本では初めて優勝できたんですけど、ミックスを組むならやっぱり篠塚選手だなと感じているので、来年も期待してください。一種目優勝したからには、もう一種目(女子ダブルスで)金メダルを獲りたい。プレッシャーは何も感じず、思い切ってふたりでやっていきたい。
篠塚:優勝したことでとても自信になりました。明日は自分もシングルスがあるし、最終日まで残れたので、優勝を目指して突き進みたいです。