VICTAS JOURNAL

全日本卓球速報 with 卓球王国

混合ダブルス準々決勝、木造勇人/安藤みなみと小林広夢/出澤杏佳はベスト8

●混合ダブルス準々決勝
坂根翔大/塩見真希(関西卓球アカデミー/サンリツ) 4、9、-6、6 小林広夢/出澤杏佳(日本大/専修大)
谷垣佑真/岡田琴菜(愛知工業大) -7、6、8、8 木造勇人/安藤みなみ(関西卓球アカデミー/トップおとめピンポンズ名古屋)
篠塚大登/木原美悠(愛知工業大木下グループ) 11、5、19 小野寺翔平/枝廣愛(リコー/中央大)
松平賢二/永尾尭子(協和キリン/サンリツ) 7、6、7 伊藤礼博/萩井菜津子(日本大)

男女シングルス準々決勝に続いて行われた、混合ダブルス準々決勝。
ともに愛工大名電高出身のサウスポー、木造勇人とペアを組んだ安藤みなみ、小林広夢とペアを組んだ出澤杏佳は、1ゲームを奪うも1ー3で敗れてベスト8。惜しくも表彰台には届かなかった。

木造勇人/安藤みなみ、1ゲームを先取するも準々決勝で敗れた
小林広夢/出澤杏佳、2大会連続の4回戦敗退からステップアップするもベスト8

一方、日本大ペアにストレート勝ちし、初のペアリングで準決勝進出を決めたのは松平賢二/永尾尭子。永尾はこのペアリングについて、「賢二さんが後ろからでも打ち返してくれるので、プレーしていて安心感がある」と語っている。松平が中・後陣から威力あるパワードライブを打ち込み、永尾が回転量の多いループドライブとストレートへの攻めでアクセントをつけた。1本取るごとに声を出し、気迫とガッツでも若手ペアには負けていない。

松平賢二/永尾尭子はメダル獲得を決めてハイタッチ

優勝候補の篠塚大登/木原美悠も、ラリー戦で粘りを見せる中央大のペアを3ゲーム目は21ー19というスコアで下し、こちらもストレート勝ち。左腕の篠塚が広角にドライブを打ち込み、木原の強打をうまく引き出している。続く準決勝では松平/永尾と篠塚/木原が対戦する。

勝利して観客の声援に応える篠塚/木原