VICTAS JOURNAL

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男女ダブルスで4強決定。「練習よりもコンビネーション」の木原/長﨑が勝利

●女子ダブルス準々決勝
加藤亜実/小島叶愛(十六フィナンシャルグループ) 6、-11、10、4 出雲美空/白山亜美(サンリツ)
佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス) 6、-5、6、-9、5 麻生麗名/笹尾明日香(日本生命)
木原美悠/長﨑美柚(木下グループ) -9、3、10、6 三村優果/山崎唯愛(サンリツ)
芝田沙季/大藤沙月(ミキハウス) 8、5、-6、9 小塩遥菜/小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎/星槎中)

●男子ダブルス準々決勝
張本智和/森薗政崇(智和企画/BOBSON) -5、7、8、5 西康洋/川上尚也(日野キングフィッシャーズ)
大島祐哉/田添健汰(木下グループ) 7、8、13 野田颯太/山下慧(専修大)
小林広夢/伊藤礼博(日本大) -7、15、3、6 松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)
及川瑞基/松島輝空(木下グループ/木下アカデミー) 9、11、-4、4 篠塚大登/鈴木颯(愛知工業大)

男女ダブルス準々決勝が行われ、ともにベスト4のペアが決定!
大会4日目の今日、1月25日は男女ダブルス2回戦から準々決勝まで、5ラウンドが進むハードなスケジュール。4回戦から登場したスーパーシードのペアでも3ラウンドを戦った。

女子ダブルスでベスト4入りを決めた木原/長﨑は、「いつも全日本はダブルスからスタートしますけど、快勝したことはないですね。段対戦することの少ない選手が多くて情報がないのと、全日本の雰囲気、やはり特別な空間なので。初戦を勝てたことが大きかった」とコメント。マッチポイントを奪われながら乗り切った、4回戦の原/伊藤(四天王寺高)戦を振り返った。

 「相手ペアは高校3年で、最後のペアリングだったと思うんですけど、そこで最後の1本まであきらめないプレーで私たちに挑戦してきた。自分たちも相手に向かっていくチャレンジャーの気持ちでできたことで、初戦を乗り越えられた。そこを乗り越えて勝ち上がっていくことができた。1試合でいろいろな場面を経験できて濃い試合だったので、その後の試合は競った場面でもうまく対処できたと思います」(長﨑)

 一方、木原は長﨑とのペアについて、「小さい頃から組んでいて、練習よりもコンビネーションが大切ですね」と語り、語らずとも通じるふたりの「阿吽(あうん)の呼吸」について語った。

 「自分たちの凡ミスや、思い切れないところがあった。簡単なミスをしてしまったら相手の余裕を与えてしまうので、そうならないように次の試合を頑張りたい」(木原)

木原/長﨑、どの試合も競り合うもしっかりベスト4に勝ち上がった
小塩遥菜/小塩悠菜ペアは芝田/大藤(ミキハウス)に1ー3で敗れ、惜しくもベスト8
昨年優勝の張本/森薗ペア、接戦を制して4強入り