VICTAS JOURNAL
全日本卓球速報 with 卓球王国
ジュニア男子は松島輝空が涙の初V、女子は張本美和が2連覇達成!
●ジュニア男子準決勝
松島輝空(木下アカデミー) 8、-6、7、7 小野泰和(出雲北陵中・高)
吉山和希(岡山リベッツ) 5、9、9 坂井雄飛(愛工大名電高)
●決勝
松島輝空(木下アカデミー) 3、-7、9、-9、8 吉山和希(岡山リベッツ)
ジュニア男子は4度目の決勝進出となる松島輝空が、「四度目の正直」で初の頂点!
吉山のキレのあるバックカウンターに苦しむも、ゲームカウント1−1の4−7から逆転でこのゲームを奪い、最終ゲームは中盤で7−3とリードを広げ、要所を締める戦いぶりを見せた。
松島の回転量の多いチキータに、吉山のバックハンドがオーバーした瞬間、フロアに大の字になった松島。悲願の初優勝に男泣きに泣いた。準優勝の吉山も「今までは受け身になっていたけど、去年の準決勝で(松島に)負けてから、今年は絶対勝つつもりでやってきた。自分のベストを出したらいけるんじゃないかと、向かっていくプレーができた」と手応えをつかんだようだ。お互いに切磋琢磨し、さらに実力を高めていくことを期待したい。
●ジュニア女子準決勝
張本美和(木下アカデミー) -6、5、3、7 上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高)
面手凛(山陽学園高) 3、1、-7、2 兼吉優花(四天王寺高)
●決勝
張本美和(木下アカデミー) 3、5、9 面手凛(山陽学園高)
ジュニア女子は第1シードの張本美和が2連覇。準決勝の上澤戦で、相手の思い切りの良いフォアドライブに1ゲームを先取されたが、それ以降のゲームは危なげのない内容。バック対バックで圧倒的な強さを誇り、フォアサイドに来たボールもクロス・ストレートへの自在な打ち分けで相手を翻弄した。今年でジュニアは卒業か?