VICTAS JOURNAL

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ジュニア男子も3回戦終了。木下アカデミーの躍進が光る!

●ジュニア男子3回戦の主な結果
松島輝空(木下アカデミー) 5、5、9 村田翔(浜松修学舎高)
川上流星(新発田ジュニア) 2、2、6 大畑瑛祐(白子高)
菅沼翔太(愛工大名電高) 12、6、10 伊藤佑太(木下アカデミー)
渡部民人(星槎中) −4、5、−5、7、3 鈴木空羽流(福島東稜高)
吉山和希(岡山リベッツ) 4、−3、4、12 永井仁志(東山高)
小林右京(木下アカデミー) 12、6、13 瀬尾幸太郎(鎮西学院高)
大野颯真(木下アカデミー) −7、8、3、8 谷本拓海(育英高)
岩井田駿斗(野田学園中) 5、7、5 山野煌介(白子高)
岡本翼(木下アカデミー) 8、6、5 高橋久遠(TIT)
坂井雄飛(愛工大名電高) 6、8、5 大谷惟乃介(実践学園高)

ジュニア男子3回戦が終了し、ベスト32が出揃った!

 このラウンドで健闘が目立ったのが、木下アカデミーの選手たちだ。対戦相手の小林(愛工大名電中)の棄権で3回戦に勝ち上がった小学6年の小林右京は、3回戦でも高校生に勝利してベスト32に進出。すっかり硬さも取れ、伸び伸びとしたプレーを見せている。

冷静なプレーで高校生の攻撃をさばいた小林が4回戦進出!

 同じく小学6年生の大野は、昨夏のインターハイで育英の学校対抗3位入賞に貢献した谷本を破る驚きの勝利。ラリー戦での集中力が抜群に高く、フォアサイドを厳しく攻められてもイージーミスをしない。フォアのカウンターも高い精度を見せた。

 過去準優勝3回、今大会は優勝候補筆頭の松島も順当に勝利し、22年全日本カデット13歳以下優勝の岡本もストレート勝ち。近年は愛工大名電と野田学園が2強を形成してきたジュニア男子だが、木下アカデミーが新風を吹き込もうとしている。

過去3回の準優勝、今大会で悲願の優勝を目指す松島