この春、VICTASから新たに登場した中国製粘着裏ソフト『ゼグナ』シリーズ。その『ゼグナ』の発売からおよそ1カ月後の5月、注目の新ブレード『マグナス』がリリースされる。
『マグナス』は新特殊素材「HADカーボン」を組み込んだインナータイプのブレード。「HAD」とは「Hard Aramid」の略で「ARカーボン」を樹脂硬化させたもの。「ARカーボン」ならではの球持ちの良さを残しながらも、さらに反発力を強めている。
そして、VICTASが謳う『マグナス』のウリは「粘着ラバーとの相性の良さ」。粘着裏ソフトの『ゼグナ」と同時期のリリースということで、「あらかじめセットでの発売を想定して開発していたの?」とも思ってしまう。しかし、VICTASギア製品本部に話を聞くと「偶然、同じタイミングでの発売になった」のだという。



「当初は『ゼグナ』と『マグナス』の開発は別々で進行していました。しかし、『ゼグナ』の開発にあたり、さまざまなラケットとの組み合わせで試打をする中で、一番反応が良かったのが『マグナス』との組み合わせだったんです。それがあって、途中から同時進行で開発を進めることになりました。
他のメーカーさんを見ても、あらかじめ組み合わせを推奨してラケットとラバーを同時期にリリースすることは、あまりないと思います。ユーザーの皆様から『どのラケットと、どのラバーの組み合わせがオススメですか?』というご質問をいただくことは多くありますが、やはり、たくさんのラケット、ラバーがある中から、ベストマッチを見つけるのは難しさもあります。今回は偶然ではありましたが、同じタイミングで『ゼグナ』と『マグナス』をリリースすることができ、ユーザーの皆様に『この組み合わせがオススメです』という提案をすることができるのではないかと思っています。もちろん、『ゼグナ』だけでなく『V>15スティッキー』や『トリプル』との組み合わせもオススメです」(VICTASギア製品本部)


確かに、莫大な数のラケット・ラバーから、最適な組み合わせを見つけ出すのは、なかなかお金も、知識も、苦労もいる。そうした中でラケットとラバー、両方の性能を活かせる組み合わせを同じタイミングでリリースするというのは、ユーザーにとって親切な提案と言えよう。
『マグナス』の性能をさらに紹介していくと、インナーではあるものの、反発力の高さはアウターの『丹羽孝希ZC』や『ゼクスギア アウト』、『グラディアス AR』と同等。打球感も硬めで、トップ層をメインターゲットにした「弾むインナー」となっている。
VICTASギア製品本部によると、この「硬めのインナー」という部分がポイントで、硬めのスポンジの中国製粘着ラバーを貼ってもしっかり飛距離が出て、インナーらしい球持ちも絶妙なバランスで持たせることができる点が試打でも好評だったという。ラケットでボールを飛ばしながら、球持ちの良さで粘着ラバーの回転性能をより引き出し、威力×回転の重厚感のあるドライブを生み出す、そんなイメージだろう。


ブラックとゴールドのグリップからも、自信と強さを感じさせる『マグナス』。粘着ラバーユーザーはもちろん、これから粘着ラバーへの移行を考えている選手にも、ぜひ相棒に選んでほしいブレードだ。
【マグナス】


※5月発売予定
●¥24,200(税込)
●木材5枚+HADカーボン2枚(インナー)
●グリップ:FL/CHN
●板厚:6.0㎜
●ブレードサイズ:FL・158×150㎜、CHN・159×150㎜
●グリップサイズ:FL・100×25㎜、CHN・85×23㎜
●平均重量:88g±
