全日本カデットでVICTASアドバイザリースタッフが男子3種目を制覇｜ VICTAS

　11月1〜3日に広島・グリーンアリーナで開催された全日本選手権カデットの部でVICTASアドバイザリースタッフが活躍。13歳以下男子シングルス、14歳以下男子シングルス、男子ダブルスの3種目で頂点に立った。

［13歳以下男子シングルス］

　13歳以下男子シングルスでは岡田蒼空（成立学園中）が優勝。ブッツリ切れたカットに加えて、JOCエリートアカデミーに入校後に強化しているという攻撃も冴え、準々決勝から決勝まで3試合連続ストレートで勝利するなど圧勝。8試合を戦いわずか1ゲームを落としたのみで自身初の全国タイトルをつかんだ。
　小学生時代は全日本ホープス、カブで決勝に進出するも準優勝。「決勝で負けることが多かったんですけど、中学生になって決勝で勝ててうれしい。（決勝は）自分から声を出して、挑戦者の気持ちとしてやったのが良かった」（岡田）と昨年の全日本ホープス決勝で敗れた丹波颯音にリベンジを果たした。

●準々決勝
岡田蒼空　6、5、9　濱田峻（岸田クラブ）
●準決勝
岡田蒼空　9、4、7　横田颯（石田卓球クラブ）
●決勝
岡田蒼空　9、9、1　丹波颯音（愛工大名電中）

【岡田蒼空使用用具】

〈松下浩二ディフェンシブ〉

●￥14.300（税込）
●木材5枚
●グリップ：FL/ST
●ブレードサイズ：165×155㎜
●板厚：5.0㎜
●平均重量：84g

〈V>15 スティッキー〉

●￥7,480（税込）
●微粘着ハイエナジーテンション裏ソフト
●スポンジ硬度：52.5度
●厚さ：MAX/2.0㎜
●カラー：レッド/ブラック

〈カール P1V〉

●￥4,180（税込）
●変化系粒高
●スポンジ硬度：55.0㎜
●厚さ：1.5㎜/1.0㎜/0.5㎜/OX
●カラー：レッド/ブラック

〈トライアンフォースV〉

●￥16,500（税込）
●カラー：ホワイト/ブラック
●サイズ：22.5〜28.5㎝

［14歳以下男子シングルス&男子ダブルス］

　14歳以下男子シングルスでは準決勝・決勝と2試合連続で同士討ちに勝利した小林右京（木下アカデミー）が栄冠をつかんだ。決勝では今年の全中シングルスで敗れていた大野颯真と対戦。2ゲームを先行しながら追いつかれたが、最後は大野を振り切って初のシングルス全国タイトルを獲得した。巧みなサービスとラリーでの安定感に加え、身長が伸びたことでプレーの力強さも増してきた小林。優勝後には「もっと経験を積んで、将来は世界でタイトルを狙いたい」と語った。
　小林はシングルスで決勝を戦った大野とのペアで出場した男子ダブルスで2連覇も達成。同一ペアでの2連覇は2007・08年大会の丹羽孝希／町飛鳥以来で、見事単複二冠に輝いた。