全日本大学総合選手権大会
女子シングルスで兼吉優花が準優勝

2025年10月27日

 10月21~24日に大阪・大浜だいしんアリーナで開催された「令和7年度 第91回全日本大学総合選手権大会・個人の部」でVICTASアドバイザリースタッフの兼吉優花(中央大)が活躍。女子シングルスで準優勝に輝いた。

●5回戦

兼吉優花 9、9、8、-11、5 大西友佳(神戸松蔭大)

●準々決勝

兼吉優花 7、6、1、5 首藤成美(専修大)

●準決勝

兼吉優花 7、-10、5、-8、8、-8、6 藤田知子(愛知工業大)

●決勝

兼吉優花 -9、-8、8、-6、10、-10 面田采巳(愛知工業大)

 1年生ながら優勝候補の一人として大会に挑んだ兼吉は、初戦から危なげない戦いぶりでベスト16に進出。5回戦では大西、準々決勝では首藤と、関西、関東の実力者2人にも勝利してベスト4に勝ち進んだ。

 準決勝では四天王寺高の1学年先輩にあたる藤田と対戦。交互にゲームを奪い合うクロスゲームとなったが、最終ゲームは0-3から10本連取で一気に引き離して勝負を決めた。

 決勝こそ四天王寺高の先輩・面田に2-4で敗れたが、ゲームカウント1-3とされた5ゲーム目を劣勢から逆転で奪い、6ゲーム目も10-8でゲームポイントを握るなど善戦。表ソフトと粒高を反転させて繰り出すカットに加え、積極的な攻撃も光り、会場を大いに沸かせた。

 兼吉は枝廣愛とのペアで出場した女子ダブルスでもベスト8。準優勝の鶴岡美菜/山本真愛(神戸松蔭大)ともフルゲームジュースの接戦を展開。女子シングルスでの準優勝と合わせて、最優秀新人賞も受賞した。

【兼吉優花 使用用具】

〈スピンピップスD2〉

●¥5,170(税込)
●スピン系テンション表ソフト
●厚さ:MAX/2.0㎜/1.6㎜
●カラー:赤/黒

〈カールP1V〉

●¥4,180(税込)
●変化系粒高
●厚さ:1.5㎜/1.0㎜/0.5㎜/OX
●カラー:赤/黒

〈トライアンフォースV〉

●¥16,500(税込)
●カラー:ホワイト/ブラック
●サイズ:22.5/23.0/23.5/24.0/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/27.5/28.0/28.5㎝

[兼吉優花/かねよし・ゆうか]
2006年11月1日、埼玉県出身。四天王寺中から四天王寺高に進学し、高校2年時の2024年全日本ジュニアで3位に入賞。高校3年時の2024年インターハイでは女子シングルス、女子ダブルスと2種目で準優勝に輝く。今春から中央大に進学し、関東学生新人選手権大会で女子シングルス優勝・女子ダブルス準優勝、関東学生選手権大会で女子シングルス準優勝・女子ダブルス優勝と活躍。10月21~24日に行われた全日本大学総合選手権大会・個人の部では1年生にして女子シングルスで準優勝。