VICTAS JOURNAL

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卓球界に革命! F.ルブランが圧巻の2点獲りで、フランスが決勝進出!

●男子準決勝 
〈フランス 3−1 チャイニーズタイペイ〉

◯F.ルブラン −5、11、8、6 荘智淵   
A.ルブラン −10、−10、−5 林昀儒◯
◯ゴーズィ 5、7、6 高承睿 
◯F.ルブラン 7、10、8 林昀儒   

 男子準決勝、もうひとつの決勝進出チームはフランス!

 トップに登場するのは42歳の荘智淵と、17歳のフェリックス・ルブラン。スタートからベテランの荘がリードしていくが、2ゲーム目から互角の展開だったが、ジュースで荘が落としたのが響き、3−1でF.ルブランが勝利する。

2番ではタイペイのエース林昀儒が登場。1ゲーム目を先取し、2ゲーム目、4−10から圧巻の8本連取でゲームを2−0とした。相手のアレクシス・ルブランはこれでメンタルが切れ、3ゲーム目に興奮しすぎて、審判から「Please be calm down(冷静になってください)」と注意されるほど。林はエースとして試合をタイに戻した。

タイペイのエース林昀儒が2番で勝利、試合を1−1のタイに戻す

  林の絶対的な強さを見せつけられると、この対戦の鍵は3番になる。19歳の高承睿と29歳のゴーズィが対決。ゴーズィの中陣での多彩なテクニックで高承睿に完勝を収めた。さすがファンタジスタだ。

中・後陣のファンタジスタ、ゴーズィが役者の違いを見せた

4番はエース対決。バックドライブが炸裂したF.ルブランが1ゲームを先取。2ゲーム目、先にルブランがゲームポイントを奪って、林が追いついたが、12−10でルブランがゲーム連取。決勝進出に王手をかけた。フェリックスの両ハンドが鋭く、速く、林を攻め立てる。 3ゲーム目もフェリックスの勢いは止まらない。11−8で勝利し、1997年大会以来の決勝進出を決めた。 フェリックスの強さは凄まじい。

4番でF.ルブランがエース対決を制した!