VICTAS JOURNAL
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フランスは男女ともにベスト8に進出!メダルをかけた準々決勝に挑む!
世界卓球団体戦・釜山大会は昨日で男女第2ステージ2回戦が終了。フランスは男女ともにベスト8進出を果たした。
●男子第2ステージ2回戦
〈フランス 3ー0 ポーランド〉
◯F.ルブラン -10、6、2、7 レジムスキー
◯A.ルブラン -13、6、5、-10、8 ディアス
◯ゴジ ー7、11、8、10 クルチツキ
男子は第2ステージ2回戦でポーランドと対戦。1番でフェリックス、2番でアレクシスのルブラン兄弟がそれぞれ勝利して一気に勝利へと王手をかける。特に、2番で出場の兄、A.ルブランはフルゲームまでもつれるも、創造性とパワーが融合した唯一無二のーでディアスを振り切った。
3番に出場のゴジもクルチツキに1ゲームを先取されたが、2ゲーム目からは得意のラリー戦で優位に立つと、3ゲームを連取して勝利。4ゲーム目はジュースまでもつれたが、最後まで果敢に攻め続けた。男子は本日13時から行われる準々決勝で、ポルトガルと対戦する予定だ。
●女子第2ステージ2回戦
〈フランス 3ー0 ポルトガル〉
◯ユエン・ジアナン 3、7、-7、-1、9 ユ・フ
◯パヴァデ 9、-9、3、7 シャオ・ジエニ
◯Ch.ルッツ 2、7、4 ピント
男女を通じて1位通過したチームの中で、唯一第1ステージで1敗を喫したフランス女子。第2ステージ2回戦ではヨーロッパの強豪・ポルトガルと対戦。1番のユエン・ジアナンとユ・フのベテラン対決は大激戦に。ユエン・ジアナンがハイトスサービスからの表ソフトでのフォアスマッシュを軸に得点を重ねて2ゲームを連取するが、ユ・フが巧なバックショートでユエン・ジアナンを揺さぶって2ゲームを取り返す。最終ゲームも互いに粘りのプレーでラリー戦となったが、わずかに決定力の差で上回ったユエン・ジアナンが11-9で勝利した。
この勝利で勢いに乗ったフランスは、2番のパヴァデ、3番のCh.ルッツが勝利して準々決勝進出を決めた。これまでチームを引っ張ってきたユエン・ジアナンに加え、パヴァデやCh.ルッツなどの若手選手が育ち、層の厚みが増したフランス女子。世界卓球でのベスト8入りはチームにとっても大きな成長の証。本日行われる17時からの準々決勝ではチームランキング3位のドイツと対戦する。