VICTAS JOURNAL
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3試合の総失点は「15」。木原美悠が初陣の日本女子、南アフリカを寄せ付けず
●女子第1ステージ・第3戦
〈日本 3ー0 南アフリカ〉
◯木原美悠 0、3、6 パテル
◯平野美宇 0、1、1 サスマン
◯早田ひな 1、2、1 カラム
第1戦のルクセンブルク戦、第2戦のイラン戦に続き、第1ステージ(グループリーグ)の第3戦となる南アフリカ戦を迎えた日本女子チーム。日本男子がチャイニーズタイペイを破った熱戦の余韻冷めやらぬ中、日本チームの試合が行われるテーブル2に登場し、1時間も経たないうちに試合を終えた。
これが今大会の初戦となる木原美悠をトップに起用し、2番に平野美宇、3番に早田ひなというオーダーで臨んだ渡辺武弘監督。木原の登場で日本女子は5名の代表選手全員がコートに立った。平野と早田を起用した理由については、渡辺監督は「世界卓球団体戦でもランキングポイントがつくので、オリンピック本戦のシードのために確実に獲得したいということで試合に出しました」と説明した。
昨年の世界選手権個人戦の開催地(ダーバン)である南アフリカだが、さすがに日本女子との実力差は歴然。「自分の得意のサービスだったり、レシーブの中でいろいろ試したかった。『ミスをしても試してみよう』という気持ちで臨みました」という木原は、1ゲーム目を11ー0で奪取するなど、得意の変化サービスと両ハンドの強打であっという間に試合を決めた。平野と早田も完勝の内容だった。
明日も朝から調整練習に臨むという木原。明日の試合は、第1ステージの最終戦となるブラジル戦。今日の試合でルクセンブルクを激戦の末に破り、ブルーナとジウリアのタカハシ姉妹と隻腕サウスポーのアレシャンドレというメンバーで調子の波に乗っている。渡辺監督も「ブラジルは侮れない。明日はギアを上げて勝っていきます」と語る。まずは明日きっちり勝って、グループ2を4戦全勝の1位で通過したい。